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パン祭り〜パン屋巡りが人気な理由を分析してみた

お仕事の都合上、言えないこと、言いたくないこともたくさんあるのですが、タイトルの「パン祭り パン屋 人気」に関する持論は、これからメディアさんに披露していきたいので、頭の整理のためにもブログにまとめておきたいと思います。

 

人はなぜパン祭りにいくのか

パン祭り、人気ですよね。数年くらい前から各地で人気になりだしたのではないでしょうか。僕もよくいくのですが、どこにいっても人であふれてますよね。

 

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こちらは2017年の世田谷パン祭りの様子。体育館に行列をつくるだなんて、全校集会を彷彿とさせますが、みなさん、まだ見ぬ!?パンを求めて集まっているんですね。

 

理由1

一度にたくさんのパンにめぐり会える

パン祭りの醍醐味ですよね。

 

あんまりパシャパシャ写真撮るのもどうかなと思って、各出展者さんの写真を撮っていないのですが、この日出店していたパン屋さんのリストはこちらにありました。

 

setagaya-panmatsuri.com

 

なんと、、80軒以上も出店しているんですね。

 

パン屋さんが密集しているエリアでも80軒はないと思うので、たしかに1日でこれだけのパンに出会える!となると、行かない手はないですよね!

 

僕もいろいろなベーカリーさんを覗くと、どこもストーリーがあって、特徴もさまざまで、ぐるぐるまわるのが楽しい!

 

しかも、おいしい!

 

という最高体験でいつも帰り道、バゲットをほうばりながら家路につきます。

 

パンは幸せを感じる成分が含まれているといいますが、パン祭りで1日を過ごすという最高の体験をすると、その日は温泉にでも入っているかのような気持ちになりますよね。

 

そんなこんなで、土日を終えて、平日に入ると、ないんです。

 

 

パンが。

 

理由2 

平日、食べたいパンが食卓にない

パン祭りで食べたクォリティのパンがないんです。食卓に。

 

フランスであれば、朝早くにパン屋さんに行ってバゲットを買ってとなりますが、ここはJapone。出勤、登校、朝はめまぐるしく忙しく、近くのスーパーで買った食パンにジャム塗ってとなりますよね。

 

食パンもおいしいですよね。個人的には食パンにバターを塗って、砂糖をふりかけてからトースターで焼くのが好きです。(最近のトースターには、火事になる可能性があるのでバターの前塗りはやめてと注意書きがあります)

 

もしくは近くのパン屋さんで買ってきたパンを冷凍庫に入れたりしますが、どうしても焼きたての感動には程遠いですよね。

 

といったことでパン祭りにいく理由を僕なりにまとめると、こんなところでしょうか。

 

・一度にたくさんのパン屋、パンに巡りあえる。

・平日、おいしいパン(=パン屋さんの)を食べる機会が少ない

 

今回とは余談ですが、平日の食パンに物足りなさを感じるひとがプレミアム食パンに手を出すのでしょうね。ちがうかな。

 

そんなパン祭りで悦にひたったあとは、サザエさん症候群ならぬパンフェス症候群になります。

 

「あー、あの日あの時あの場所でパン祭りで出会ってなければ」

 

「次のパン祭りまであと2ヶ月かよー」

 

「パン屋 代々木上原 人気」で検索して土日にお出かけするわけですね。

 

なぜ人はパン屋めぐりをするのか

パン屋めぐり、そのものが楽しい

ラーメンブームが訪れた15年程前、ぼくは都内のラーメン屋さんをぐるぐるぐるぐるまわっていました。群馬県に住んでいるのに。ラーメン特集された雑誌を持って。

 

おいしいものを求めて、狙いを定めて食べ歩くの楽しいですよね。フレンチなどのレストランとちがって、比較的1日で楽しめる時間幅も大きいので、ぶらぶら観光がてらおいしいものめぐり。けっこう歩くからおなかもすくし、楽しい。

 

パン屋ごとに、おしゃれな内装で、職人さんのこだわりも垣間見れて、こんなおしゃれな内装にするほど、センスがあってこだわりがあるから、こんなおいしいパンがつくれるんだ。

 

そんなことを思いながら巡りますよね。

 

 

生活動線上にお気に入りのパン屋がない

くり返しになりますが、会社や学校との動線上に「これは!」と思えるパン屋さんが15軒ほどあったら、パン屋めぐりしないですよね。するとしても、頻度は減るのかなーと思います。

 

いやいや、パンってスーパーにも売ってるじゃん!と思うかもしれませんが、数多のパン屋さんの中から選び抜かれたパン祭りに出店するパン屋さんのパンを食べたらもう(略

 

お取り寄せのパン < パン屋のパン

ネットの通販がこれだけ普及してきて、こだわり食品の宅配もポピュラーになりつつある昨今。わざわざ遠出しないで、お取り寄せすればいいじゃんと思うかもしれません。

 

わかってないですね。

 

やっぱり店頭で買って食べるパンの方がおいしいのです。

 

そして通販をするパン屋さんもありますが、直接店頭にいかないと買えないパンを買いたい!

 

というわけで月に何回かはパン屋さん巡ってしまいますよね。

 

まとめ

いろいろと長々と話しましたが、結論に入る前に付け加えたいのが、

 

インターネットの普及により、日本人の舌は肥えてきている

 

よく言われることですが、インターネットの普及により、個人の飲食店にも光があたり、大衆的な飲食店よりも小規模個人のお店に行くひとが増えたなと思います。小規模なパン屋さんにスポットが当たり始めたのも同じ理由ですよね。

 

それにともなって、今までは大手メーカーが「これ、おいしいよ」といってそれをなんの違和感なく口にしていたひとが「私はこっちの方がおいしいと思う」といって、口にするもののバリエーションが増えていますよね。

 

いい例が日本酒やビールに代表される酒類かなと思います。

 

ひと昔前まで日本酒といえば○○!だったし、ビールといえば△△でした。

 

それが今ではクラフトビールしかり、様々なお酒を提供していますよね。

 

スーパーの品揃えもより豊富に

 

実際に都内をはじめ全国のミドル〜ハイクラスのスーパーを覗くと、どこもお酒のバリエーションは豊富で、チーズやオリーブオイルも一昔前よりも酒類が豊富なのではないでしょうか。

 

しかし!パンだけはどこのエリアのスーパー・高級スーパーをみても棚に並ぶ種類がほぼ一緒なんです。

 

今年は食材さがしやらで都内、全国まわったのですが、パンは極端にバリエーション少ないなーと思いました。

 

ということで

 

 

生活動線上のうまいパン供給量 << 舌が肥えたひとのパン需要

 

供給が需要に足りていない点がパン祭り〜パン屋巡りが人気な理由かなというのが私の分析でした。

 

 

いかがでしたでしょうか。

 

まわりにパン屋めぐりのひとがいたら、どんな気持ちで巡っているのか聞いてみてください。

 

パン祭り、来年は出店したい。。

 

ではでは

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